SkillCraftブログ

2025/10/31

新しい技術を求めて、副業で進化するエンジニア

副業者インタビュー

副業をする理由は人それぞれですが、収入アップだけでなく「スキルアップ」や「新たな技術への挑戦」を求めて一歩踏みだすプロフェッショナルが多くいます。

SkillCraft」は、そうした高いモチベーションを持つ副業者と企業をつなぎ、安心して挑戦できる環境を提供するマッチング&タレントマネジメントプラットフォームです。

今回、本業ではフィンテック企業でバックエンドエンジニアとして勤務し、副業ではフロントエンド開発に取り組むなど、自身のスキルの幅を広げるT.Nさんにインタビューを行いました。本業とは異なるスキルの習得を求めて副業に飛び込み、実際にキャリアにどのような相乗効果が生まれたのか、リアルな経験をお聞きしました。

T.Nさんのプロフィール

本業:フィンテック企業にてバックエンドエンジニアとして開発に従事

副業:AI駆動開発を用いたプロジェクトにてフロントエンドの改修タスクを担当

副業という選択が拓く、新たな技術への挑戦

——現在の本業について教えてください。

現在はフィンテック企業で、クレジットカードの発行や決済、残高管理などを行うシステムの開発に、バックエンドエンジニアとして携わっています。

——副業に挑戦されたきっかけを教えてください。

副業を始めた動機は、本業とは異なるフロントエンド開発のスキルを習得したいという思いからです。当時は本業でプロジェクトリーダーを務めており、フロントエンドの業務がほとんどない環境だったため、より汎用性が高く、成長につながる新たな技術スタックに挑戦したいと考えていました。

本業に「逆輸入」された副業の知識と、柔軟な働き方

——副業ではどのような業務を担当されていますか?スキルアップを感じることはありますか?

現在のプロジェクトでは、AI駆動開発を用いたフロントエンドの改修タスクを担当しています。プロジェクトに参画してから、既存コードの読み込みや過去の資料を参照することで、フロントエンドのスキルを身につけてきました。

この副業で習得したReactの知識が、本業にも役立っています。本業でも関連するコードが出てくることがあり、以前よりも抵抗なくスムーズに読めるようになったことは、地味に大きな成長だと感じています。特に、チーム以外のソースを緊急対応や保守時に読まなければならない場面で、スムーズな対応につながっています。

また、副業でAI駆動開発を始め、GitHub CopilotとMCPを利用できる点も個人的にとても良かった点です。本業とは異なる座組や技術スタックでAI開発に取り組むことで、活用手法とリスク認識が磨かれ、得た知見は本業にも着実に活きています。

——本業と副業の働き方で違いを感じる点はありますか?

副業は、細かいスパンで成果を見られるわけではなく、週単位や月単位で成果を出せれば良いため、自分の裁量で作業時間を調整できる柔軟性がある点が助かっています。平日の稼働が難しいため、土日祝日をメインに稼働できるのは大きなメリットです。

本業と副業を両立する秘訣は「考え方の変化」と「信頼関係」

——本業と副業を無理なく両立させるための工夫を教えてください。

工夫というより、「考え方を変えた」と言ったほうが正しいかもしれません。副業に充てている時間は、もともとダラダラと過ごしていた時間が多かったんです。ダラダラと何も生まれない時間を過ごすくらいなら、スキルアップにもなり、報酬にもつながる副業に充てたほうが合理的だと考えるようにしました。

また、両立するためには「無理なときは無理だと明確に伝える」ことも重要です。本業が緊急事態で忙しいときやプライベートで問題がある場合は、無理に稼働せず、他の副業メンバーに依頼してもらうよう伝えるべきだと考えています。こうした信頼関係に基づいたコミュニケーションこそが、本業と副業を両立するためには欠かせません。

安心感につながるSkillCraftの「気軽に相談できる」評価システム

——SkillCraftの評価システムについて、率直な感想をお聞かせください。

私は評価を受ける側、また一時的に評価をする側の両方で評価システムを利用しましたが、大きな不満なく使えています。

週次の1on1ミーティングや月次のフィードバック機能があることで、担当者と気軽にコミュニケーションが取れる環境が整っているのが良い点です。困ったことや相談したいことをすぐに共有でき、迅速に対応してもらえる安心感があります。そのおかげで、安心して働くことができています。

副業者と企業が共に成長を続けるために必要なこととは?

——これから副業を始めようと考えている方へ、アドバイスをお願いします。

自分のプライベートな時間で、少しでも「余っている」と感じる時間があるなら、ぜひ副業に取り組むべきだと思います。特に、本業では得られない経験や、異なる技術スタックを試したいのであれば、積極的に副業に挑戦してください。

また、今後の開発分野において、AIは切っても切り離せない存在です。将来の選択肢を広げる意味でも、AIを積極的に活用することを前提とした環境に飛び込むことが良いでしょう。ただし、AI活用方針やデータ取り扱いの基準は企業ごとに異なるため、自分が求める条件や環境と一致しているかを事前に確認しておくと、ミスマッチを防げます。

——副業者を活用したい企業へ、どのようなメッセージを伝えたいですか?

副業者を活かすには、管理面でマイクロマネジメントは当然NGです。毎日ではなく、週や月単位で成果を見られるような、ある程度緩やかな管理であれば、より多くの副業者が集まるでしょう。

また企業側は、新しい技術への挑戦を奨励する姿勢を持つべきだと思います。「どういう目的で、どういうスタンスで働いてもらうのか」を明確に提示することも重要です。この方向性が合わないと、副業者が参画後にミスマッチが生じて早期離脱につながります。企業の目的と副業者の希望を明確に合わせることが、長期的な関係構築に不可欠です。

まとめ:副業を通じて築くスキルと企業との信頼関係

T.Nさんのインタビューから見えてきたのは、考え方を変化させ余暇時間を副業の時間に充てることで、本業では得ることができなかった新しい技術スタックを習得でき、さらに副業で培ったスキルを本業に還元するという相乗効果が生まれるということです。

もちろん、本業と副業の両立は無理のない範囲で行うことが前提ですが、そのためには副業者と企業との両者間で積極的なコミュニーケーションを取り、信頼関係を築くことが重要だということがわかりました。

また副業者にとって、自分の裁量で働ける柔軟な環境や、評価への納得感は継続の鍵となります。

SkillCraft」は、T.Nさんが語るような安心感を感じられる評価システムと、AIなどの新しい技術へ挑戦できる恵まれた環境を企業と副業者双方に提供しています。副業を通じて成長を加速させたい方、または優秀な副業者と協働したい企業の方は、ぜひSkillCraftの活用をご検討ください。

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